平野啓蝉 Hirano Keisen
東京学芸大学卒。同大学院修了。卒業後、25年間の教諭生活を送る傍ら、白坂道子・幸田弘子両氏に師事し、10年間朗読を学ぶ。後に、平野啓子に師事。平野啓子門華として様々な語りシーンに出演する。
子どもの頃より文学好きで、特に、源氏物語については長年関わる。大学時代は藤原定家直筆の源氏物語の注釈書をくずし字のまま声に出していた。高校の国語教員になってからも、生徒に、源氏物語をはじめとした古文を暗誦させるなど、古典の音声表現に格別の情熱を持っている。退職後「なごみの会」を主宰し、音楽とのコラボを軸に朗読活動を続けている。